映画があった頃 7月22日

懐かしい時を求めて

最後に映画館に行ったのはコロナ前のこと。何の映画かは覚えていないが、静岡の「サールナートホール」だったと思う。映画から刺激を受けることを大切にしていた頃だった。

アマゾンのプライム会員になり、年間4,900円支払っているが、それは映画を観るためではなく、注文した品が送料なしで早く到着するからである。特別急がない注文品でも翌日に届いたりして、運送事業のひっ迫に拍車をかけていると思いながらも、会費を払っているのだからとその考えを片隅に追いやってしまっている。

時間に余裕ができたので映画を観ようかと、fire-tv-stickなるものを購入してテレビに取り付けた。7月になると価格が下がると聞いていたので、3か月待った。4,980円が2,980円に。

あらかじめ設定をお願いして注文したので、機器をテレビに取り付け、画面の案内に従ってリモコンを操作するだけで映画を観ることができるようになった。

さて何を観るか。「寅さん」も「釣りバカ」も、第1話しか無料で観ることができず、後は有料となる。「スターウォーズ」「インディージョーンズ」「ナルニア国物語」「レミゼラブル」「ボヘミアンラプソディー」も有料。なんだ観たい映画ないじゃないかとがっかりした。クリントイーストウッド監督作品があったのに少しホッとした程度。

では何を観るのだ。

若い頃、ダンスの映画が好きだったことを思い出した。「フットルース」…映画館で2回観て、ビデオを買って数十回。残念、これも有料。

「フラッシュダンス」があった。懐かしい。ダンスシーンだけ観ようと再生したが、結局最初から最後まで観てしまった。

夢や希望にあふれていた頃を思い出し、情けなくなってきた。映画には生きていく上で大切なことが沢山描かれている。涙がボロボロこぼれて来たが、あれ、これって泣く映画だっただろうか。

観終わった後、主役の女優がどれだけダンスのレッスンを積んだのか、そもそもプロなのかが気になり出した。びっくりしたのは、ダンスシーンは代役が務めていたという事実。さらに驚いたのは、3人の代役のうち、一番最後のオーディションシーンの代役の主な方が男性だったことだ。顔がちょっと違うなとは思ったけれど、ハイレグの衣装を身に着けたのが男性だったとは。

その俳優は今ではおなじみのブレイクダンスを世に出した人らしく、また代役の一人は元体操選手だというから、それはそれで凄いことだと思った。

主演女優が小柄に見えたので、175㎝と知りまた驚いた。では彼氏役はいったいどうなんだと思ったら190㎝とあった。

映画の本筋意外でも楽しめてよかったと思う。

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