しばらくLINEのやり取りをしていなかった友達のことが気になり連絡を入れてみた。「おーっ ご無沙汰だねぇ」と元気な返信があった。
色々話しているうち「飲もうか」ということになり、「善は急げ」と翌日の約束をした。
居酒屋ばく
17時の開店時刻に店で会うことにして私が先に入店。1番乗りだった。
カウンターの真ん中の常連客の席に座る。何十回と来た店だが、そこに座ったのは初めてで、カウンターの冷蔵ケースには色々な食材が鎮座しており、ケースの上には直ぐに食べられる調理済みのつまみがずらりと皿に盛られていた。
テレビではプロ野球クライマックスシリーズを放映していて、その真正面というのは、確かに常連の特等席であった。
生ビールを注文し、少し飲んだところで友達が現れた。
家で調理しないものを注文するのが習性になっており、まずは煮た鰯を注文した。
ホルモンは嚙み切れなくて口の中に残る部分があるのが気に入らないが、いつも注文してしまう。
焼き鳥は皮タレを5本。本当は全部ひとりで食べたいくらいだが、ぐっとこらえて友達に2本分けてあげた。
友達が苦しそうな顔をしており、この間どのような過酷な日々を過ごしていたのか尋ねたところ「歯が痛い」とのことだった。それも虫歯ではなく、歯ぎしりによるものだという。歯のツボを教える。ツボを強く押している間は痛みが消えるので、覚えていて損はない。
「柔らかいものを食べたい」と、秋刀魚の塩焼きときゅうりの酢の物を注文した。
隣に座った常連と話をして、妻を亡くした同級生が子どもよりも若い人と結婚して幼子をもうけたことを知った。今から子育てするのか、凄いな。
2人で生ビール4杯、レモンサワー2杯…いや、もっと飲んだのかもしれないけれど覚えておらず…会計は7,700円。おつり300円をポケットに入れて店を出た。
居酒屋やよい
「ばく」から「やよい」までは徒歩2分。
暖簾を潜ると女将がカウンターの向こうに座ってうたた寝をしていた。後から入った友達を見て、やっと客がいることに気づいたようで、初めて見る友達の顔にしばしキョトンとしていた。先にカウンター席に座っていた私に気づき、やっと状況が飲み込めたようだった。
ここではいつも通りネギマを注文。
「鰤焼こうか?」というのでお願いした。
この店では七輪で炭をおこして焼き物をする。時間はかかるが、やはり違うなと思う。
ほかに客がいなかったので、ずっと女将と話をしていたが、この時は天皇陛下が登場して驚いた。
2人でネギマ4本、鰤焼き2枚、ビール中瓶2本、菊正宗1合…4,200円だった。
メキシコ料理 エルタコ
よし、こうなったらエルタコの女将の顔も見ておこうと店を出た。
やよいからエルタコまでは徒歩1分。
レモンサワーが品切れというのでハイボールで乾杯。
タコスもブリトーも注文せず、タコ焼きときんぴらごぼうを注文。
生ビールを追加し、チョリソーをつまみ、話を締めくくった。
生ビール1杯、ハイボール2杯、タコ焼き、きんぴらごぼう、チョリソーで2,000円。市のラインクーポン事業の真っ最中で600円引き。2人で1,400円だった。
3軒飲み歩き色々は話をしたと思うが、見事に覚えていない。だからまた飲もうということになるのかもしれない。
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